泌尿器科では、膀胱疾患、前立腺疾患、腎疾患、性感染症、尿路感染症から勃起障害等の自費診療まで、
高度な泌尿器科治療を実施しております。

泌尿器科

前立腺肥大症 経尿道的レーザー前立腺核出術 (HoLEP手術)

内服治療により症状が改善しない方、尿閉となってしまう方は手術をお勧めします。当院では尿道口から内視鏡を挿入し、レーザー照射により前立腺を切り取り、細かく砕いて尿道から体外へ排出するHoLEP手術を行なうことができます。従来より行われてきた経尿道的前立腺切除術(TURP)より出血が少なく、合併症が少ないことが利点です。2泊3日の入院で行います。

膀胱がん経尿道的手術(TUR-Bt)

早期の膀胱がんは膀胱内視鏡により電気メスで切除することができます。術後に膀胱内に抗がん剤を注入することで予防しております。膀胱がんは再発しやすいので外来で定期的に内視鏡検査を行います。1~3日の入院で行います。

陰嚢水腫根治術

陰嚢水腫とは陰嚢内の精巣を包んでいる膜からリンパ液が過剰に分泌されることにより膜内にリンパ液がたまって陰嚢が膨らむ良性の病気です。注射針で内容液を吸引することは可能ですが、何度吸引を繰り返しても治らないことが多いものです。この場合は手術をして膜を切除することとなります。1~3日の入院で行います。

包茎手術

包茎とは陰茎包皮目が狭く、亀頭が十分に露出できない状態をいいます。尿が出にくい状態や感染、炎症を繰り返す場合には手術となります。局所麻酔で行う場合は日帰り手術も可能です。

尖圭コンジローマ・ レーザー蒸散術

尖圭コンジローマとは性感染症の1つで、ヒトパピローマウイルス感染により性器にイボができます。放っておくとイボは大きくなり、増えます。塗り薬により治療が行われますが、大きなイボや難治性の場合には手術となります。局所麻酔で日帰り手術で行います。

女性腹圧性尿失禁防止術 (TOT手術)

尿道中部の腟壁側にポリプロピレンメッシュテープを通して尿道が後方に動かないように支えることで、尿道の過可動を防止することにより尿失禁を防止します。腰椎麻酔、局所麻酔で 1~2日入院で行います。

ボトックス膀胱壁内注入治療

過活動膀胱は頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁といった症状を伴います。通常は内服治療により改善 しますが、十分効果が得られない難治性過活動膀胱、副作用により治療が困難な患者様に対する治療法です。ボトックス (ボツリヌス毒素)を膀胱壁内に直接注射することにより、膀胱筋肉の過敏な状態が抑制され、過活動膀胱の症状が改善します。注射は10~20分ほどで終了します。日帰り治療も可能で、2020年4月より保健適応となりました。
膀脱内に局所麻酔を行い、膀脱壁内の20~30ヶ所にボトックスを注入します。効果は2~3日で現れ、4~8ヶ月持続します。

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